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駄目オタ徒然草
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「ホントにひどい批評ですね。」
 昨日書いた『電車男』の批評に、かなり厳しい批判コメントを3本いただいた。
 「うん。ごもっとも」、と思うものアリ、「詳しく!」というものアリで、非常にうれしかった。うれしかったなどと書くと、マゾっぽいが、リアクションがあること自体はうれしい。

 で、これは快感だと言うことで、自分で自分にセルフツッコミをしてみようと言うのが、今日の企画。いかに辛辣な批判者をこえられるかというのが目標。
 批評をするためには、客観的にならなければならないので、とりあえず、別人格を演じることにする。昨日の自分に対して、二人称で問いかけてることになるので、読んでいる方は、混乱されないように。
 ちなみに、秋子さんの批判は、かなりこたえたので、文中にちょっと織り交ぜてみました、秋子さん、ごめんなさい。

------------(ここから)---------------

 あなたの『電車男』評、読みました。まず、そもそも、あなたは、「映画」を物語として評価する気がありますか? 確かにディテールは大事です。でも、これって恋愛映画じゃないんですか? 恋愛映画って、主人公達の心の動きを追いかけて、共感するものでしょ? あなたの批評には、そういった物語本来の姿に対する考察が、全然ありませんね。それって、ホントに映画を評価したことになります? とっても疑問に思います。
 主人公の電車男を演じた山田孝之君、とっても良かったと思いますよ。あなたはそうではないとおっしゃるかもしれませんが、最初はおどおどしつつも、いろんな人の後押しを受けて、最後は自分自身のありのままで、エルメスさんにぶつかっていく姿、とても丁寧に演じられていたと思います。力を振り絞って、エルメスさんに、誰かに教えられたり、あらかじめ準備したものではない、生の彼の声を伝える姿、よかったです。あれって、あなたが言う「社会不適合者」(ひどい言い方ですね)みたいな、前半の姿があったから、余計にかっこよく見えるんだと思います。人はスグには変われない、でも、ほんの少しでも変わろうとして、その結果、一見変わらないけど、じつはずいぶん変わった彼を見事に演じきっていると思いますよ。

 それから、あなたは、「映像化」の仕方について、ずいぶんえらそうなことをおっしゃっておられましたが、ホントにあなたの言う方法で、この物語を作ったとして「映画化」と言えると思いますか?
 このお話のなかで、あなたが言うような、モニターの向こうの人たちと、電車男さんが相互にやりとりするおもしろさは、十分にでていたと思います。「名無しさん」たちに、それぞれ、キャラクターをつけたおかげで、誰が何を言うか、安心できるから、スクリーンのこちら側の観客は、あのうちの誰かに感情移入しながら見られるのではないんですか? あなたが言うような方法で、本当に物語をスクラップアンドビルとしたら、それこそ、モニターの向こうとこちらのやりとりのおもしろさそのものがなくなってしまうでしょ? それって、「電車男」って言えます? 私は言えません。

 もうひとつ。あなたはあえてふれなかったのかもしれませんが、ホームあちらとこちらで、電車男さんと住人さんがやりとりする場面、エルメスさんと電車男さんがキスするシーンでの背景映像。舞台演出みたいで、とてもすてきでした。ネットの掲示板で繰り広げられた物語ですから、どうしても、平板になりそうな電車男さんと住人さん、電車男さんとエルメスさんの背景を、舞台演出みたいな映像を使って、とても観客にわかりやすく見せていたと思いますよ。こんないい点を、どうしてあえて無視するんですか?

 ホントに、同じ映画を見たのに、こんないやな見方をする人もいるんですね。せっかくすてきな作品を見て、楽しくなっている人の気持ちを踏みにじるような、こんな文章見たくありませんでした。とっても残念です。

------------(ここまで)---------------

 こんな感じかなぁ。

 第1段落は、この批評の姿勢そのものの批判。まさにごもっともなんだが、そういうことを書いている批評は、いくらでもあるでしょ? 私が、だからといって、それに習う必要はないと思うとでも、再批判可能か? 何も、全ての人が王道の批評を書く必要はないし、そのパターンを踏めばいいものになるかというと、そんなことはないと思う。まあ、パターンを崩せば、駄文ができあがる可能性は高くなるだろうけどね(今回の文章が、まさにそれなのかも…)。
 第2段落は、秋子さんの批判を、自分なりに咀嚼して再構成してみました。これが、実は一番「あちゃ~」と思ったところでして、勢いで「ps」なんかつけなければよかったと、すごく後悔してます。
 第3段落、第4段落は、僕の批評の中心というか、一番に言いたいことで、多分、批判される方々が「的はずれ」と指摘されているところだと思うが、そういわれるだけのことはあって、さて、批判はしてみたものの、じゃあ、どうすれば良かったのかと言うことは、自分の中で何もなかったから、すごくあいまいな言い方をしている。だから、そこをあげつらうなら、これくらいいじめた方がいいかと思う。簡単に言えば、「あんた、矛盾してるじゃん」ということ。
 第5段落目は、良かった探しで、ひろう価値もないと思っていたところだが、ネット上では比較的評価が高いシーンの列挙。良いと言われれば、そのあとで反論するのは具体的に「悪い」理由を言わないと、水掛け論になるから骨だと思う。先に言ったモンがち。
 第6段落は、相手の人格非難。これがとどめ。相手をいやな気分にさせるには、このとどめが必要。

 ちなみに、僕の批評に対する批判なので、映画の良かったところをピックアップすることは、極力抑えましたので、あしからず。

 さて、こんな感じでいかがでしょう? また、「的はずれ」になったかな(苦笑)。
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