fc2ブログ
駄目オタ徒然草
 レビューを中心にご覧になりたい方は、カテゴリーの月別インデックスをクリックすれば、一覧表示が見られます。
11月のインデックス
スポンサーサイト



「自伝"的"」(マンガ評:上京ものがたり)
※ リンク等、未完です。とりあえず、自分で決めた納期厳守のためにアップ。後日修正(この注意書きがとれたら、完成版です)

上京ものがたり小学館
西原理恵子
jyoukyou.jpg

 ご存じ「オヤジ転がし(いしかわじゅん命名)」で、有名なりえぞう先生の近著。とはいえ、出版からもう1年近くたつし、彼女の作品としては、あまり話題にならなかったと思われる1冊。
 「晴れた日は学校を休んで」と同系列のこの作品は、一歩間違うと、読者に彼女の「自伝」とも追わせる勢いがある。いや、実は僕もそう思って読んでいた。が、各種インタビュー記事や、彼女のプロフィールなどとの整合性から、「ちがうっぽいよ」との、妻の指摘で、「そっかもね」と、納得。
 確かに、同書の記載はおろか、帯にも、「自伝」なんてことは一言も書かれていないから、思いこむ方が間違いなんだろうね。それでも、同書の中には、彼女の経歴とオーバーラップするところも少なくなく、「自伝的」と、枕詞をつけるくらいには、それっぽいのかもしれないと思う。

 さて、この作品で冒頭のあらすじを書くなんて、野暮なことはしない。書店で5分もあれば最初の雰囲気を体験できるだろうから、是非見つけたら、ぺらぺらとページをめくってほしい。
 この作品のおもしろいところは、そのキャラクターの絵柄だ。もちろん、りえぞう先生の風味は残しつつも、今までとどこか違うタッチ、そして、キャラクター造形をしている。表情の作り方だって、ほかの作品のように、むやみやたらにはちゃめちゃな崩し方はしない。全体的なイメージとしては、今までの彼女とは違い、慣れない絵柄を、時間をかけて、丁寧に描いている雰囲気がある。もちろん、彼女が変節したのでないことは、現在毎日新聞に連載している「毎日かあさん」を読めば、はっきりするから、あえてこの作品のために、タッチと、お話の雰囲気を作っているといえる。
 この辺は、下手だ、下手だと言われつつも、やはりプロの漫画家なのだなぁと思うところ。実際、表紙の主人公の絵柄などを見ても、こんなにすばらしいラインをかける人の絵を、下手だと評価する人の審美眼を疑ってしまう。いや、僕は一度だって、下手だなんて思ったことはないですよ。

 絵のことで言えば、相変わらず、その描く風景は美しい。最後の2ページに描かれる山々の稜線の、なんと美しいことか。その前ページ右上のコマの街の絵の、なんと寒々しいことか。
 もう、この3ページを見れば、彼女の絵の才能を疑うことはできないだろう。

 さて、この作品が自伝でないというのは、冒頭で述べたとおり。ただ、彼女の作品、絵に対するスタンスは、作品全体を通して、そして、これも最後の3ページで、バン!っと、提示されている主人公の言葉に代弁させているのだろうと思われる。
 そして、それは、ただのギャグ漫画家としてのそれではなく、東南アジアの片隅で、路上の少年たちを見て、ふと心にとまったことを書き留めた一文などに示されるように(「鳥頭紀行」参照)、とても深遠な思想に基づいている。
 では、彼女のその深遠な思想が、どこから生まれたのか? それは、この作品に描かれている、ほぼ事実であろう、水商売のバイト先での経験、出版社に根気強く持ち込みを続けた経験、そして、美術学校時代の同級生に対する冷めた想いが、彼女の幼少時代の経験とオーバーラップし、人への慈しみという形で現出したものだと思われる。

 だから、彼女の作品が、なぜか、心の奥の深いところに届くのは、きっと、そういう訳なんだろう。
 西原理恵子にハズレなし。当分、その評価は動かないように思う。

----------------------------------------------------

ボクのなんかより、より良く、この作品の雰囲気を伝えているレビュー
http://sasa.cocolog-nifty.com/something_like/2005/01/__.html
「日本ヘタレ感想協会」(書評:NHKにようこそ)
※ リンク等、未完です。とりあえず、自分で決めた納期厳守のためにアップ。後日修正(この注意書きがとれたら、完成版です)

NHKにようこそ角川文庫
滝本竜彦
nhk.jpg

 NHKは、悪の秘密結社だそうだ。もちろん、これは、この作品の作中に出てくる主人公の妄想。いや、妄想というには、主人公がこれを信じていないので、「言い訳」といった方が正しいのかもしれない。

 さて、この作品、ジャンル分けを頭の中でしていくうちに、ふっと「これって、日本の伝統芸能じゃん」という思いにぶち当たった。
 いわゆる純文学の一ジャンルである「私小説」である。もちろん、「自伝的作品」というのは、いくらでもあるが、これとは異なる。すなわち「私小説」と呼ばれる作品に共通する要素として、もう、この作品出版しちゃったら、はずかしくってオモテを歩けないだろっていう、作者の恥ずかしいプライベートの暴露があること。例えば、誰でもわかるところで言えば、森鴎外の「舞姫」とか、太宰治の「人間失格」とかね。この辺は、このページがリンクさせてもらってるBeltochicaを是非見てください。いや、かつての純文学作家って、凄いねぇと、ひたすら感心してしまうよ。
 と、うんちくは良いのだが、この作品も、作品中に語られる事実が、実に「いきててごめんなさい」的プライベートによって飾られている。
 いわゆる「ひきこもり」の、全く惨めな精神の紆余曲折を、もうやめてくれといわんばかりの痛々しさでつづられているのだ。そして、その引きこもりの自己正当化のために、冒頭に描かれるのが「NHK=悪の秘密結社」説である。「日本引きこもり協会」だそうだ。
 ウン、確かに、教育テレビを見ていたら、部屋を出たくなくなるよな(苦笑)。いや、それでも外へ出るのが常識人なのだが(オタ含む)、こういう誘惑が痛いほどわかるから、説得力もヘッタクレもないのに、「NHK=悪の秘密結社」説を、まるで当たり前の事実のように、話を読み進めてしまう。ボクって、引きこもりの予備軍?
 まあ、あくまで「言い訳」としての説得力なので、とにかく、読者はおろか、主人公でさえ、これを信じるわけではない。が、実に要領よくこの陰謀が「言い訳」に使われるため、けっこう、この「NHK=悪の秘密結社」説が小気味よい。

 さて、話の筋はというと、う~ん、もう、この作品については、筋を隠しても最初の40ページくらい読めば、誰でも結末は見えてしまうので、あえて隠さないけど、要は、あり得ないような素敵な少女との不思議な出会いと、カプ~ル成立へ向けた「予定調和」へ、説得力がやや薄いラブストーリーである。
 もちろん、主人公佐藤君には、佐藤君なりの葛藤があり、ヒロイン岬ちゃんには、実はそれなりとはいえないようなヘビーな背景があるのだが、それも、なんだか「かる~く」話が進められるのが、現代版「私小説」の感覚なのだろうか?
 で、その辺のストーリーは、もう良いとして(^^;、この小説の白眉は、引きこもりのディテールにある。とにかく、作者が真正の引きこもりであるそうで、その描写、例えば宗教の訪問勧誘に対して、「結構です」の一言がいえなくて、もう、あり得ないくらいしどろもどろしてしまう姿とか、それはもう、如何に脆弱さをとぎすまさなければ、引きこもりという偉業は達成できないかが、これでもかと言うほどに描かれている。
 ただし、それでも、これはちょっとと思うところもある。あくまでボクの感想なので、気を悪くした人がいたらごめんなさいなのだけど、引きこもりって、引きこもりに嫌悪感を抱くものなのか? 確かに「脱出しなければならない状況」であることは確かなのだが、状況分析や経緯をはしょって、ただ「引きこもっている=罪悪」と定型通りの構図しか見えてこない。特に隣の山崎君に対する近親憎悪に関しては、ちょっと痛々しい。なんか、大学のマン研やアニ研が自虐オタクネタで作品を作っているような、そういう不快さしか受けなかったのは、ちょっと、ボク的にはマイナス。
 それから、ストーリーの時系列描写が不親切。とにかく、引きこもりだけに、情景描写がほとんど変わらないのだから、時系列をはっきりさせてくれないと、「あれ?」と思うところが数カ所。慎重に読めば、引っかかることもないのだが、そういう読み方する小説でもないので…。

 さて、で、冒頭のあらすじなのだが、もう、ホントに数行でw 引きこもりの佐藤君が、宗教勧誘のおつきあいで、彼のうちにおばさんと来た岬ちゃんと出会いました。岬ちゃんとは、それから数度偶然出会い、とうとう逃げられなくなってしまいました。あとは故郷の後輩で隣人の山崎君、故郷の高校であこがれていたのに、落ちてしまった偶像の先輩を巻き込んで、もう、痛々しいほどのどたばたが展開されます。
 あとは、じっくり読んでも2時間ほどで読めるので、読んでください^^;

ps.昨日、なんか書店でちらっと見たんだけど、これって、コミック化されてる? そっちで読んだ方が面白いかも?
ppss.今リンクの作業で、ネットを検索したら、アニメにも成るの? どうやって?????? 興味は尽きません^^
「アニメ化?」(書評:マルドゥックスクランブル)
※ リンク等、未完です。とりあえず、自分で決めた納期厳守のためにアップ。後日修正(この注意書きがとれたら、完成版です)

マルドゥック・スクランブルハヤカワ文庫JS (全3巻)
冲方 丁
mal.jpg

 近未来SFアクション サイバーパンク小説。まあ、分類することに、それほどの意味はないと思われるので、この作品がどの位置にあるかというのは、これ以上突っ込むことはしない。
 とは言っても、作者が「カオスレギオン」などの、いわゆるライトノベルの著者として有名であることから、その角度から読み始めると、結構しんどいかもしれないので、要注意であることだけは、付記しておく。

 さて、全体的なテイストは、ハリウッドSFを彷彿させる、退廃した社会と、進みすぎた科学を背景にした、近未来都市の裏側での「正義」の一派と、「悪」の一派の抗争である。
 というと、いかにもチープな作りを想像するが、筋立て、あるいは、プロット自体はチープではあると思う。
 もちろん、この辺は、劇的なドラマを仕上げるための必須のバックボーンであるから、そうであるからといって「悪い」評価をつけるほど、ボクは素直な読者ではない。
 問題は、このチープなプロットを、如何にドラマティックに仕上げるかという点において、細部を精緻に組み上げ、ディテールを形成する作家の力量にある。

 特にこの作品の終盤一歩手前では、作者があとがきで述べているように、「カジノでの場面」が鬼気迫るリアリティーをもって、描写されている。ブラックジャックというゲームを通じ、緻密な計算に裏打ちされた、そのゲーム描写にだけとどまらない、まさに人の心理のひだを分け入るように入り込む、瞬間の切り取りは、映像を超えた鮮明さをもって、読者に迫ってくる。
 あるいは、この部分を読むだけでも、この作品を読む価値はあると思う。

 また、この作品の道具立てである、「超科学」の描写もすばらしい。鮫が空を飛び、腕を切り落とされても、頬を涙が伝うだけで、ただその場で天を見上げながら思索をめぐらす人、多次元に展開した身体を持つ、考えるネズミ(実は、メインキャラクターの一人)が、メタモルフォーゼによって、あらゆる物質に変換されていく姿。物語クライマックスのアクションシーンでの、重力制御装置を駆使した肉弾戦(!)の迫力。
 これらは、現在のテックレベルではあり得ないにもかかわらず、作者は、なんの疑念も読者に抱かせず、淡々と筆を進める。その筆力は、賞賛されるべきであろう。

 さらには、キャラクターや道具にダブルミーニングを施した名前を付け、その名前の持ち主達の将来を暗示させながら、これにあらがうキャラクターの心理描写を、名前をとっかかりに展開する手も、うまい。加えて、事象にその意味を付加すること、すなわち象徴的表現の駆使も優れている。例えば、もっとも分かりやすいものでいえば、物語の最後のアクションシーンで、バロットが卵状になった体衝撃システムが割れて、まるで雛が生まれ出てくるかの如く、出現するところなどがそれである。
 また、言葉といえば、主人公バロットが、繰り返し口ずさむ歌に宿る意味、その韻を踏む軽快さと、語られる意味の重さが、物語の展開に従い、次々と変化していく様が、演出の妙として、小気味よい。

 あるいは、これらの描写の妙は、作者の「小説」という「思想」に対する回答なのかもしれない。すなわち、メインの筋立ての模倣や類似を避けられないのならば、その作者の個性は、まさにディテールづくりにあり、そこにこそ、オリジナリティーがあるというものである(この辺は、作者のHPで語られる、小説を書く方法指南にも、うかがわれる)。
 そうだとすると、最初にあげた筋立てや、プロットのイージーさは、作品の評価に、なんの影響もないことになる。

 しかし、この作品を読んで、とても面白かったが、はてしかし…と、思ったボクの感想の引っかかりは、まさにここにあるような気がする。
 最初に述べたように、この作品のプロット自体はチープであるが、それ故に作品として評価を低くすることはない。問題は、果たしてメインの筋立てに、ディテールが、美しく肉付けされているかである。

 この作品の、メインスフレームとして、主人公バロットが「殻」を、突き破るまでの、心の「焦げ付き」をいかに、克服していくかという流れがある。彼女の生い立ち、そして、物語冒頭での悲劇、さらには、万能の相棒ウフコックを得たあとでの、心の変化がそれ。しかし、如何に劇的な環境の変化があったとはいえ、あまりにもその変化は記号的ではなかろうか? 諦観→絶望→深層心理の自覚→猜疑→希望→傲慢→自己嫌悪→信頼の回復→克己→昇華と、流れる彼女の心理に、実は外部からの影響はない。全て自己のやったことについての主観的評価からしか、彼女の心理は変わらない。いや、そういいきってしまうのは、いささか乱暴であるが、ウフコックやドクターは、彼女の心理の変化の触媒でしかない。もちろん、人間の心理などそんなものであるから、それはそれで仕方ないのだが、ボクが他の多くの小説を読むときに感じている、二人称的な主観(本来はあり得ない、複数の個人の2重の主観を体験することによる、人の心理の相互影響による成長の揺らぎを読み込むことなど)が、この小説にあまり表現されていないことが、メインフレームと、肉付けの関連性を、疎に感じる要因ではないだろうかと思う。
 だから、あまりにも濃密なディテールの中、読み終わったあとに残ったのは、非常に素直な少女の成長譚でしかなかった。
 まあ、エンターテインメントとしては、それが正しいのかもしれないが…。

 さて、そうは言っても、面白いという、その点に関してだけは、曇りなく、ボクはこの作品を薦める。
 もちろん、「そんなオーバーテクノロジーがあったら、世界征服してから、世直しした方が、ええんとちがいます?」という、ツッコミはしてはならないのが、お約束である(^^;

 あっ…、ここまで書いて気がついたのだが、今回は冒頭のあらすじをやっていない^^;
 ということで、かいつまんで…。

 かなり遠い未来。マルドゥックシティーにを裏側の経済から牛耳る、オクトーバー社のカジノ部門の責任者シェル。この男に囲われた少女売春婦バロットが、シェルに「消される」ところから、物語が始まる。なぜシェルはバロットを選んだのか、なぜ消したのか? 何もわからないまま灰に、そしてダイヤモンドになろうとした彼女を救ったのが、ドクターイースターと、ウフコックの「事件屋」コンビ。まあ、私立探偵と、検察官の中間のような仕事らしいが、彼らの使うオーバーテクノロジーによって、ある種の超能力を得て、よみがえったバロットが、自己の過去と、シェルの真意を確かめるため、そして、自分自身の「焦げ付き」を払拭し、殻を破り、生まれ出るために戦いを挑むのが、この話の大まかの導入の筋。

 まあ、3巻という分量にしては、時間をかけずに読める(ある意味、あれだけ、文章に情報を詰め込みながらこれだけすいすい読めるものを書ける作者の力量は、超人的)から、あくまでエンターテインメントとしての読み物を、読みたいという方には、おすすめしておこう。
[「アニメ化?」(書評:マルドゥックスクランブル)]の続きを読む
脱稿!
 なんて、たいしたモンじゃないけど、とりあえず、予定の3本の感想書き上げました。☆4つと、☆5つと、☆3つくらいかな? 月末には、先月までのインデックスと一緒に☆つけるので、そのころくらいまでにもしかしたら、少し評価変わってくるかもしれないけど、とりあえずはそんな感じ。

 アップに関しては、このページを昨日書いたSNSに登録したので、ちょっと慎重にやろうかと。まあ、そのSNSのページにも、まだ1人しか訪問者がいないわけでw 心配は、多分杞憂だろうなと思う今日この頃、眠いので寝ます^^;

 まずはマルドゥックを明日、アップします。

 それと、あと2本ほどレビューを予定。一つは西原理恵子の「上京ものがたり」、もう一つは、「エイリアン9」か、もしかしたら別のアニメ。できれば月末までに。

 あらためて、おやすみなさい。
Filn
 ↓に、登録してみました。
http://www.filn.jp/

 オタ系のSNSと言うことで、まあ、どんなものかと…。とりあえず、日記は、このブログを登録してみたんですが、あんまり、こうばしい状況に成るようだったら、やめちゃうと思います。
 とりあえず、様子見かな?

>>>追記<<<
http://otaku.seesaa.net/article/9738896.html
 トラックバックいただきました。オタク系SNSで登録する際に、「Filn」と、「オタバ」とどっちにするか、迷ったんですが、丁度登録するときに、オタバのサーバーが落ちてたみたいで、必然的にFilnになりました。
 で、トラックバックいただいた方は、「オタバ」の法の方みたいです。

 まあ、要検討ということで…。
上昇中…
 一時の煮詰まり状態から、やや回復中。まあ、根本的な解決はしていないんだけど、先の方に明かりが見えてきたかなと。

 で、久しぶりの予告。

以下、3作品について、1週間以内に感想アップのこと
(1) マルドゥックスクランブル(小説)
(2) R.O.D(OVA)
(3) NHKへようこそ(小説)

 3つ目は、最近読んだ。煮詰まっていたのから、とりあえず解放された機会にと思ったが、いやぁw 引きこもり小説でしたw 現代版純文学かな? 非常に微妙な感想なんだが、追々その辺のニュアンス出せると良いかな?

 あと、最近ネットラジオ常時流し状態。「SHOUT CAST」の「Chat a radio」っていうプログラムは、オタクのためのこゆ~い選曲で、かなりきてます。このブログをじっくり読むような趣味の人には、是非聞いてほしいですね。
 もったいぶるわけではないですけど、聴き方は↓の「続き」で。
[上昇中…]の続きを読む
励ましてください…
 ここには珍しく、私生活の話。

 見事に煮詰まりました。ご存じの方はご存じかと思いますが、本業の方で、かなり煮詰まっております。ここ1週間ほど、同じところをぐるぐると、回っているだけで進みません。なまじ、それまでうまく進んでいただけに、この停滞はきつすぎます。

 家に帰ると、ため息しか出ません…。

 もともと、とりあえず、ペンディングにして次、次!というのが、できない質なので、どんどん予定が先送りになって、わ~~~~~っと、フラストレーションをためております。
 だって、わかんないんだもん(T-T)。

 わからなくて、進まなくて、気分転換しようとしても、している間中本業の方が気になって、身が入りません。「マルドゥック~」「R.O.D」の感想も、書き始めると、わ~っと、なっちゃいます。

 というわけで、なぐさめてください…。