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駄目オタ徒然草
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「ここからはじめよう」(アニメ評:ラーゼフォン)その1
「ラーゼフォン」全26話 フジテレビ
監督:出渕裕 音楽:橋本一子
主題歌:坂本真綾

 出渕氏といえば、アニメでのメカデザイナーとして有名。その氏が本格的にアニメ監督として、世に送り出したのが本作品。ここで紹介するにはメジャーすぎるかな? とも思ったが、まあ、好きな作品だし、いいでしょう。

 最初に断っておくが、本作品が「エヴァンゲリオン」のデッドコピーであるとか、「パクリ」であるという批判があることは、重々承知しているし、実際似ている部分が多くあることも認識している。
 が、ここまで似せていて、制作者たちが無意識にやったとか、たまたまということはないはず。そして、エヴァ以上のものを作るために「あえて似せた」というのが、その真相だろうと推測している。

 さて、冒頭のあらすじに入る前にもう一点。この作品のテーマ。ゴテゴテした作品背景と、絢爛豪華なメカアクションに惑わされることなく、ずっと貫かれるのは、「時間と立場が二人を引き裂いても、それでもあなたは、私を愛してくれますか? ずっと、憶えていてくれますか」;^^)ゞ
 いや、もうね、ぶっちゃけ、ヒロイン(内緒)の、あのけなげさ、あの純真さ、見てるこっちがもどかしくなるほどに、心を打ちますよ。人類愛も、人類の存亡も、背後にうごめくサブキャラたちの愛憎劇も、このヒロインの純真な恋慕の前には、どうでもいいことなのですよ(笑)。
 最後の最後まで貫かれた彼女の想いは、そして最後に…。(←後は、見てみてください)

 さて、前置きが長くなったが、冒頭のあらすじ紹介。
 第一話のオープニングがないのは、最近のというか、ボンズのお約束。海上を進む大艦隊では、「オーバーロード作戦」なる作戦が準備されている。旗艦(らしい船)の艦橋には、ワーグナーの「ニルンベルクのマイスタージンガー 前奏曲」をヘッドフォンで聴く司令官と、脇には、紫色の髪の少女? で、オーバーロード作戦決行!
 場面転換。学園風ドラマ開始。主人公神名綾人と、鳥飼守、朝比奈浩子の学園生活。どうも、鳥飼と浩子はステディらしいが、浩子は綾人も好きらしい。よくわからん。
 で、予備校だか、模擬試験を受けにだか、地下鉄に乗ってる3人。突然の列車事故。電車のつり広告に「宇宙人の襲来」とか書いてあったのはこのこと?
 混乱する車内で、比較的無事だった綾人は、助けを呼びに電車を飛び出す(このあたりで、舞台が東京であることがわかる)。地上にでてみると、上空を飛び交う異形の戦闘機、迎え撃つは自衛隊(たぶん最新鋭機と最新対空兵器)だが、いとも簡単に粉砕されていく。
 もう、朝比奈とか、鳥飼のことを助けるために救援を呼ぶなんて暇はなく、ただ逃げまどう綾人。崩れ落ちるビル、主人公危機一髪! まあ、死にませんがね(笑)。そして、綾人の目の前にできた瓦礫の上に、「人」が…。
綾人「美嶋?」。
 黄色いワンピースとロングヘア、それに黄色いスカーフをたなびかせた超絶美人キタ~!。
 苦戦に業を煮やした「東京」の司令官、秘密兵器出動! 異形の人間型(というより、土偶型博多人形風(どんなや!))秘密兵器がでてきて形勢逆転。鉄器は粉砕しました。粉砕されていく戦闘機、よく見ると、さっきのオーバーロード作戦の作戦機? 目標は東京だったのね…。

 で、これでまだ1話なんだけど、3話ぐらいまで、いっきにいきます。でないと、なにがなんだか…。

 とりあえず、秘密兵器のおかげで東京の平和は守られ、綾人の学校でも授業再開。
綾人「美嶋、無事だったかなぁ?」
朝比奈・鳥飼「?」
 どうも、美嶋ちゃんは、2人の認識の外にあるらしい。ところがしばらくすると、二人は思いだしたように、美嶋を記憶の中に確認する。この辺で、美嶋がキーであることを否が応でも視聴者は確認。この辺の作りはオーソドックスですな。
 で、がっこのかえりだかなんだかで、地下鉄に乗ろうとする綾人、電車の中に美嶋ちゃん。乗り込もうとする綾人に、いかにもな黒服2人。「神名綾人さんですね、ご同行願います」。いや、ついていかんって(苦笑)。そこへ現れるショートカットのおねぃさん。二人の黒服(なぜか血が青い…)をなぎ倒し、綾人救出。「世界のすべてを見せてあげる」と、意味深なお言葉。

 うう…長い…。でも、まだ分けわからんのよね、これだけじゃ…。以下、かなりはしょって書きます。

 一度は、おねぃちゃんと分かれる綾人だが、口車に乗って連れ出され、ある場所に。その警戒厳重な場所は、神殿風で、中央には巨大な卵が。卵が割れて、ラーゼフォン出現! すったもんだして、綾人はラーゼフォンに乗り込む羽目に(というか吸い込まれた)。で、美嶋が先頭に巻き込まれて殺されたり、東京の司令官として出張ってきた人が、実は綾人の母ちゃんで、血が青かったり、もう、出せるだけ「謎」マークを出しながら、綾人はラーゼフォンを操り、おねぃちゃん(紫東遙)をつれて脱出。空に台風の目見たいのができて、そこから忽然と消えるラーゼフォン。

 場面変わって、漁村(無人)に至る、2人と1台。ここで初めて、遙は、綾人に事情を話す。
 曰く、東京では「東京をのぞく全世界が壊滅した」と教えられていたようだが、じつは、東京が「東京ジュピター」という次元断層に閉じこめられていたこと。「東京ジュピター」の中では、時間の流れが遅いこと、MUと呼ばれるものたちが、東京だけを隔離し、そこに逃げ込んだこと。先の戦闘は、やっと確立された東京ジュピターへの潜入方法を使って、ふっかけた最初の攻撃だということetc.
 もっとも、実は、今回の作戦の隠された目的が「綾人」の埒、誘拐であったことは、秘密にされたが…。

 まあ、こんなところ。
 どうでもいいようなサブキャラを、特に東京での友人たちを描写したのは、実は、彼らは結構重要なキャラクターであるから。今回、拙文のなかででてきた名前付きの人は、いずれも重要人物。
 特に、その後朝比奈ちゃんがでてきたエピソードは、切ないよ。ええ。

 まあ、今回のレビューは、冒頭のあらすじを書くことに費やしたわけだけど、レビューとして書くことが少ないからではなく、これを前提にしないと、レビューを書いてもわけわからんということ。

 で、今回は、初のレビュー前後編とします^^;

 続きは明日。
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